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執筆者の写真渡辺智弘

男性の外反母趾



外反母趾は女性の病気と思われがちですが、男性にも外反母趾は一定数います。




このことからもハイヒールなどで外反母趾になるといわれる迷信めいたものが事実ではないことはお判りいただけると思います。





外反母趾とは、母指球付近(親指の付け根)が炎症を起こし親指が曲がってくる症状ですが...


その原因となるのは足の指でもなく、指の付け根でもなく、足首回りの関節が緩み、ゆがみやすくなることが大きな原因です。





そのため、外反母趾用ソックスやテーピングなどで指や甲を固定することでは、あまり改善効果を感じることができないのです。





ではどうすればよいのか?





足首回りに問題があるのですから、その部分を安定させることが一番大事なんです。





先に言っておきますが、固定ではなく安定です。

(とても勘違いされる方が多いので一応...)





外反母趾の人の多くが足の指が当たるので大きめの靴を履いているのではないでしょうか?




大きい靴は足首部分も大きくなるのでとても不安定になるんです。


これが外反母趾をさらに悪化させる原因にもなっています。





さらに言うと、そんな靴の状態でインソールやオーソティックスを使用しても、足が滑ってズレてしまうのでせっかくのインソールやオーソティックスも効果が半減してしまいます。





フットラボでは、適正な靴選びから履き方、その準備が出来た上でインソールやオーソティックスのおすすめをしています。





インソールやオーソティックスを使用する目的は足の問題解決。


そのためには、足回りを総合的に判断し、適切に対処することが求められます。


ただインソールやオーソティックスを使えば良いわけではありません。


使用する環境を整えるのも私たち足の専門家の責務だと考えています。





だからこそフットラボはカウンセリング(無料相談)を重視しており、そこから解決の糸口を探していきます。





お一人様に3時間かかることもありますが、それはしかるべき時間なのです。


面倒くさいようにも思われますが、足はそれほど身体にとって大切な部分。


ご理解ください。















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