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執筆者の写真渡辺智弘

後足部(踵骨)外反を信じる??



足部の内側アーチ(土踏まず)が崩れるのは踵骨が内側(外反)に倒れるから!!


なんて言われることありませんか?


もしくは、こんなの当たり前じゃん!!


なんて思っている治療家の方も多いんじゃないですか?





ホントにそうなんですかね?


フットラボで取り扱ってる【superfeet】【Northwest Superglass】を生んだDr.クリスは、この踵骨が内側に倒れ込むことは無く、垂直の位置が最大外反位であると考えています。


もちろん【superfeet】【Northwest Superglass】の製品はその理論に基づいて作製されています。





踵骨が内側(外反)に倒れるから足全体が内側に倒れるという考えになるからこそ、内側に倒れるアーチ(土踏まず)を支えるアーチサポートの概念になってしまいます。





しかし、Dr.クリスの理論は、アーチが下がる原因を【距骨下関節(踵骨の上にある関節)】だけが原因ではなく、横足根関節(ショパール関節)の柔軟性こそがアーチ(土踏まず)の下がる大きな原因であると説いています。



この写真を見ると踵骨は内側に傾いてるように見えますよね。



でも外側の部分をつまんでみればわかるけど脂肪なんです。



実際に踵骨を触ってみるとほぼ垂直です。




そもそも踵骨が内側に倒れていたら【距骨下関節】は何十kgもある身体を支えることはできません。


解剖学で学んでいることを当てはめてみても、臨床の現場では当てはまらないことは多い...




この後足部(踵骨)が外反するというのは垂直までが限界でそれ以上は倒れない。


そして、アーチ(土踏まず)が下がっていくのは横足根関節(ショパール関節)が柔軟になり過ぎることでおこる現象なのです。





安易に踵の骨が倒れるからアーチが下がるんですなんてありえないんですよ!!








スーパーフィートのルーツである【Northwest Podiatric Laboratory(ノースウェストポディアトリックラボラトリー)】は50年の歴史と200万足の作製実績から生まれた世界最高峰の医療用足底板メーカーです。







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