【バスケの足裏トラブル】「滑らないインソール」で皮膚が剥ける?バッシュとインソールの正しい関係
- 渡辺智弘

- 7月27日
- 読了時間: 4分

先日、以前フットラボでカスタムインソールを作製されたバスケットボールプレイヤーのお客様が久しぶりにご来店くださいました。
理由をお聞きすると…… スポーツ量販店で新しいバッシュを購入した際、そのまま店頭で勧められたカスタムインソールを作製されたとのこと。
しかし、激しい練習や試合でプレーするうちに、足裏の皮膚が大きく擦れて剥けてしまったそうなのです。
詳しくお話を聞くと、「バスケ特有の激しい動きで、靴の中で足が滑らないようにグリップ力の強いインソールを作製した」とのことでした。
■ なぜ「グリップ力の強いインソール」で皮膚が剥けるのか?
バスケットボールは、急ストップや激しい切り返し、一瞬のダッシュなど、足元に強烈な負荷がかかるスポーツです。
「バッシュの中で足を滑らせたくない」というお気持ちはとてもよく分かります。
ですが、ここに大きな見落としがあります。
そもそも、足は動くものであり、足裏の表面で強引に止めてはならないのです。
グリップ力を効かせるのは「バッシュの底(アウトソール)」の仕事 コートの床との滑りを止めるのはバッシュ裏の役割です。激しい方向転換のたびにインソール(足裏と接する面)で足を急激に止めようとすると、皮膚とインソール表面の間で強い摩擦が発生し、皮膚が耐えきれずに剥けてしまいます。
「靴の中で滑る」本当の原因はインソールではない もしプレー中にバッシュの中で足が動いてしまうのだとすれば、問題はインソールの表面素材ではなく、「バッシュのサイズ選択」か「正しい履き方(紐の締め直しやカカトのおさまり)」にあります。
原因が別にあるのに、インソール表面の摩擦だけで無理に止めようとした結果、激しいバスケの動きに耐えかねて足裏にダイレクトなダメージがいってしまったのです。
■ 「カスタムインソール」と一言で言っても、考え方は全然違う
「カスタムインソール」や「オーダーメイド」という言葉は共通していても、メーカーやモデル、作製するショップの考え方によってアプローチは180度異なります。
表面の摩擦で無理やり足を止めようとする考え方
土踏まずを下から持ち上げて「支える」考え方
足を無理に止めず、激しい動きの中で足本来の機能を活かす考え方
どれが正解・不正解というよりも、「バスケの動作中で足がどう動くべきか」という設計思想がまったく違うのです。
■ FOOTDESIGNのインソールで再作製へ
今回のお客様には、改めてバスケットボールにおける足の本来の動きと、バッシュのフィット感についてお話しさせていただき、今年新たに発売されたFOOTDESIGN(フットデザイン)のカスタムインソールで再作製することになりました。
FOOTDESIGNが大切にしているのは、以下の3点です。
下から支えず、足本来の可動性やクッション性を活かす
激しい切り返しや着地時の過度なグラつきを物理的にサポート
バスケット特有の力強い踏み込みをスムーズにバッシュへ伝える
足を摩擦で強引に止めるのではなく、正しくサイズを合わせたバッシュの中で、足がスムーズに動ける環境を整えてあげること。
これが最高のパフォーマンスを引き出し、トラブルを防ぐ一番の近道です。
■ バスケの足元トラブルにお悩みのプレイヤーへ
「バッシュの中で足が遊んでしまう」 「プレー後に足裏が痛む、皮が剥けてしまう」
そんなお悩みをお持ちのバスケットボールプレイヤーや保護者の皆様、インソールだけでなく、バッシュのサイズ感や履き方を含めて足元の環境を見直してみませんか?
ぜひ、普段お使いのバッシュを持ってFOOTLABへご相談にお越しください!
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