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執筆者の写真渡辺智弘

つま先の痛みはサイズだけではない!!



この季節にスノーボードブーツ用のインソールを作製することは稀なんですが...


使用していてつま先が当たって痛いのでインソールでなんとかなりませんか?


という足の悩みで来店されました。




早速サイズ確認からしてみると...


履いているブーツは26㎝。


実際に足のサイズを確認すると25㎝。




ん?




足の幅が広いわけでもない。


甲が高いわけでもない。




実際に元々入っている純正のインソールの上に乗ってもらってもインソールから足ははみ出してもいない。




なぜでしょうね?




答えは足の状態に対してブーツの履き方が良くなかったんです。


実際に履き方を変えてもらうとやはり痛みはない。




足の状態はいわゆる扁平足。


まあ扁平足にもいろいろあるので一概には言えないですが、扁平足の多くの方がスノーボードに限らず履き方に問題が多いんです。


履き方を変えただけでも痛みは取れたんですが、インソールも作りたいとのことでしたのでそのままインソールを作製。



そうするとさらにつま先の当たりは少なくなる。


扁平足の方は足の関節が崩れた状態なので、接地面積が多くなり足自体がベタっと広がるので大きくなるんです。


そこでインソールを使用すると足本来の正しい位置であるニュートラルポジションに戻っていくので足は小さくなる。


もちろん個人差はありますけど、扁平足の方はその違いが分かりやすいかもしれません。




結果、まったく問題が無くなりとても満足していただけました。



こういった場合、大抵足の大きさがとても気になると思いますが、それよりも足の状態や履き方などがとても重要なことがわかります。


よくあるのが、つま先が当たるからサイズを大きくする。


そういう方がとても多いですが、それは間違った見解であることを示すお客様でした。



これを読んでいただいている方にもこういう方がいるのではないでしょうか?


よくわからないという方はしっかりとご説明いたしますのでご連絡ください。





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