今年の箱根駅伝は面白かったですねぇ!!
青学が王座奪還して区間賞連発の記録づくしの大会だったように思います。
その中でも注目されたのは『厚底vs薄底』のシューズ対決ですね。
とはいっても今年の箱根駅伝ではナイキのヴェイパー使用率が84%もあったそうで圧倒的に厚底が勝利したようにも見えました。
数年前からヴェイパーを使用する選手を見てきましたが、正直あまり上手く扱えていないような感じがしてましたけど、今年は見ていてわくわくするほど上手く走れている感じがしました。
それと共に感じたことはやはり『衝撃(反力)』というものはとても大事なものだなって。
ヴェイパーを使用する選手がとにかく跳ねるんですよね。
まるで外人選手のように足が跳ねる!!
日本だとこの跳ねる走り方を矯正するコーチなんかもいるけどこれが肝ですよね。
跳ねると無駄な上下動は膝の負担にもなるし効率が悪いなんて言われるけどそんなことないですよね。
ヴェイパーを使用している選手がみんな跳ねる跳ねる!!
そして股関節がよく動く!!
全身を使って走ってるのがよくわかります!
その跳ねるのを可能にしているのが衝撃(反力)です。
この衝撃(反力)なくして跳ねることはできないですよね!!
厚底だと衝撃吸収してくれるしいいよね?
なんていう人がいるけど、実はまるで反対なんですよ。
実際今回の大会をみたら一目瞭然です。
もちろん厚底だけの問題ではなくカーボンシートの影響ももちろんあると思います。
ヴェイパーの前足部にはカーボンシートと呼ばれる衝撃(反力)をそのまま反発力に変換できる素材が入っていてそれがものすごく跳ねる役目をしているようです。
シューズにカーボンが入ってるのすごくない?
っていう人もいるけどインソールはもっとずっと前から入ってるんですよね。
まぁインソールのカーボンの役割は少し違いますけど!笑
ヴェイパーの場合は衝撃(反力)をできるだけ反発力に変換するけど、インソールの場合は衝撃(反力)を正しく受けて足に伝えるという役割になります。
ちょっとわかりにくいかな
ヴェイパーの場合はスピードというパフォーマンスに直接アプローチするけど、インソールの場合は足の動きを最適化させることで衝撃(反力)を最大限に生かしてくれる。
どっちも結果的にパフォーマンスUPに繋がる点では同じですけど、インソールの場合は怪我のリスクも低いかもしれません。
衝撃(反力)は吸収するんじゃなくて利用するんです!!
自然からもらえる衝撃(反力)は宝物...!!
ヴェイパーにインソールを使用するととんでもない化学反応が起きそうな気もしますね。
そんなわけで観ていてとっても楽しい箱根駅伝でした。
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