渡辺智弘

2020年7月29日2 分

接着剤では直りませんよ!

一年程経ったスーパーフィートを新調しに来店いただきましたお客様

スタビライザー(裏面の硬い部分)を確認してみると3ヶ所ほど割れていました。

でも、接着剤で補修した後が...

確かにカスタムインソールは安いものではないので補修したいのはわかりますが、効果としては全く出ません。

それどころか割れたところからバランスが崩れていくので怪我のリスクが上がります。

なので、割れたインソールのままでは絶対に使用しないでください。

インソールは体重の何倍もの衝撃を一歩毎にコントロールして足を機能させてくれています。

一歩だけでも何百キロもの衝撃を受け、それを一日5,000~10,000回繰り返し、それを365日毎日受け止めてくれていることを考えればインソールの性能が一年ももっているのは奇跡に近い。

今回は神奈川県を代表する強豪、日大藤沢高校サッカー部の子のスパイクということで、ただでさえ部活の練習量も多いはずなのにスパイクという特殊なシューズのため、インソールの寿命は通常よりもさらに短くなっていました。

本人に聞いてみるとおおよそ半年くらいで割れていたとのこと。

やはり割れてからは痛いところもあったようで上手くインソールが機能していなかったようです。

部活やプロスポーツでは通常よりも多くの負荷が継続して起こるため、早めの交換をおすすめいたします。

今回は成長した足に合わせて1サイズ大きいサイズに変更してカスタムさせてもらいました!

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