渡辺智弘

2019年11月28日2 分

こうなる前に...

最終更新: 2020年1月16日

昨日のお客様はとても足に苦しんでいる方が来店されました。

実は先週一度来店されましたが、靴の状態がものすごく悪かったので新しい靴を買ってきてもらいました。

新しい靴と言っても高い靴が良いというわけでもなく足にとって優しい靴。

この『優しい』がとっても難しいんですけどね...

一般的にはこんな感じでしょうか?

①柔らかくて

②軽くて

③履きやすい

実はこれ全部足に優しくないんです。

なぜかって?

足は大きなカラダを支えるためにとてもハードな仕事をしてるから!

足元が地面から受けている衝撃は体重の数倍の重さがかかっているんですよ。

その大きな衝撃を柔らかいものでは受け止められません。

ましてや足と地面との間に柔らかいものがあったら不安定そのものですよね?

頭を守るヘルメットは柔らかいですか?硬いですか?

答えは明白ですね。

『軽さ』にも同じようなことが言えます。

軽さを追求していくとどうしても靴全体の強度も下がります。

捻じれやすかったり...

変形しやすかったり...

これもまた足元の不安定を誘発します。

『履きやすさ』はもはや靴としては最低限の機能すら奪います。

履きやすいということは脱ぎやすいということ...

しっかりと足を留められないものは靴の中で動き、またそれを止めるために足は力みます。

極端に言えばスリッパで外を歩くようなものです。

残念ながらインソール以前の問題でした。

ですが今までそれを指摘してくれた方はいないそうです。

靴屋でも...

整形外科でも...

整骨院でも...

インソール屋でも...

いったいどうなってるんですかね。

こんな状態なのに...

うちではいつものことですが、靴選びから履き方まで、そしてそれをなぜしなければならないのかまでとことんお話しさせてもらいます。

それが専門店としての役目ですからね。

今回はカスタムインソールを作製させてもらい新しい靴にフィッティングさせてもらいました。

とても足が軽くなったと言ってくださり良かったです。

これからもフットラボは一人でも多くの足の悩みにお応えしていきます。

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